高松第一高等学校の取り組みについて
文部科学省が,将来の国際的な科学技術系人材を育成するため,先進的な理数教育を実施する高等学校等を,「スーパーサイエンスハイスクール」として指定し,学習指導要領によらないカリキュラム開発・実践や課題研究の推進,観察・実験等を通じた体験的・問題解決的な学習等を支援する学校のことです。現在全国で217校が指定を受けています。
本校は,平成22年度から令和元年度までの10年間,第Ⅰ期・第Ⅱ期の研究指定を受けた後,継続して令和2年度から6年度までの5年間,第Ⅲ期の研究指定を受けています。
研究開発課題
知への好奇心,探究心を身につけた創造的人材を育成する持続可能なプログラム実践
研究開発の概要
Ⅰ カリキュラム・マネジメントの視点に立った授業改善の実践とその評価
Ⅱ 専門深化型(教科縦断型)・教科横断型課題研究の実践
Ⅲ 持続可能な社会を創るグローバル人材を育成するプログラムの開発・実践
学校設定科目
◯普通科 特別理科コース
『未来・Introductory Science』(1年次2単位)
『未来・Advanced Science Ⅰ』 (2年次2単位)
『未来・Advanced Science Ⅱ』 (3年次2単位)
◯普通科・音楽科
『未来・未来への学び』(2年次2単位)
SSHでは,学習指導要領によらないカリキュラム開発・実践が行えることから,全校生徒を対象に,上記のような学校設定教科・科目を設置しています。普通科特別理科コースは「社会と情報(1単位)」と「総合的な探究の時間(1単位)」を「Introductory
Science」としています。また,2年次は「保健(1単位)」と「総合的な探究の時間(1単位)」を「Advanced Science Ⅰ」とし,3年次は「総合的な探究の時間(1単位)」を「Advanced
Science Ⅱ」としています。普通科 理系・国際文科・文系・美術専門コース,音楽科は「総合的な探究の時間(2単位)」を「未来への学び」としています。「Advanced
Science」「未来への学び」では,身の回りの不思議や課題をテーマに,全校生徒が探究活動に取り組んでいます。